夏の僕と、エビとハゼの話

 

 

 グレゴール・ザムザはある朝目を覚まして自分が一匹の毒虫となっていることを発見したらしいが、そもそも睡眠とは少なくとも意識上においては一時的な死であり、ならば起床とはすなわち生まれ変わりとも言えるわけで、そう考えると一度死んで生まれ変わったのだから毒虫になっていようが狐になっていようが大して不思議ではないように思えてくる。むしろ、朝起きたら自分だった――昨日までの自分と連続性を失わない今日の自分だった、という事実の方がよほど不思議で、奇跡的な、驚くべきコト、なのかもしれない。

 さて、多感な時期にある子どもがかの名著を読破したならば、床に就く際、一度は想像することだろう。明日目覚めた時、自分が毒虫に――あるいはもっと他の何かに――変わっていたらどうしよう、と。この私、倉田マフユもご多分に漏れずそんな多感で影響を受けやすい中学生であり、布団を頭からすっぽりとかぶった私の妄想の中では今、ナメクジと化した自分が朝日に照らされた部屋の中を這いまわっているのだった。ヌメヌメと。

(確実に家から追い出されるな……塩をまかれて)

 ナメクジは却下だ。あの目から世界はどう見えるのか、少し興味があったのだけど。

 ミズスマシ、ムカデ、ザトウムシといろいろ考えてみたものの(ちなみにこれは『こいつの体はどうなってるんだシリーズ』の虫たちだ)、どうにも虫は具合が悪い。どんな分類のどういう種類だろうと、でっかい虫という時点でほぼ100%人から歓迎されないと決まってしまうのがネックだった。

(人間ってわがままだ……まあ私も大きい虫なんてイヤだけど)

 虫以外では何がいいだろう。布団から顔を出して、自室の天井の暗闇を見つめながら、私はそのたゆたう闇に変貌した自分自身を思い浮かべる。ハト。三角定規。ロボット。金魚。龍。幽霊。赤ちゃん。いい歳した大人。想像はなぜか少しづつ、放物線を描くボールのように高度を下げて今の私へと近づいて行く。想像と現実の距離が限りなく縮まったところで、私ははっと思いついた。

「男の子」

 限りなく近く、そして果てしなく断絶した存在。朝起きて、もし男の子になっていたら――世界は、どれほど変わって見えるだろうか? いや、あるとかないとか、そういう単純な問題じゃなくて。

 人間関係。環境の変化。嗜好も志向も、思考とともに変わるだろう。そしてまあやっぱり、あるとかないとかいう問題も。

 一日の終りにいい思いつきがあると、それだけで幸せな気持ちになれる。もしもの世界を想像しながら、私は満ち足りた気分で眠りについた。

 

 毎朝待ち合わせをする曲がり角に、見慣れた姿を見つけて、僕は駆け寄った。僕に気がついた彼女が、笑顔を浮かべて小さく手を振ってくれる。

「おはよー」

「おはよう」

 いつも通りにこやかな笑みを浮かべている彼女は、サナギさん。僕の親友だ。

 あいさつを交わしてすぐ、僕らは並んで歩きだす。毎日のように通う道は、もはや意識しなくても足が勝手に動いた。

「暑いな」

「暑いね。図書室、ちゃんとクーラー効いてるかな」

「どうだろうな。クーラーの妖精も、予想外の暑さにへばっているかもしれない」

「あはは、クーラーの中って妖精さんが入ってるんだ。だからあんなに涼しいんだね」

「ああ。クーラーの妖精は、人間には見えない毎秒何千回という速度で両手で持ったうちわをあおぎ……」

「う、うちわ!? そこは魔法の力とかじゃないんだ!? 一気にファンタジーっぽさがなくなった……!!」

 目的地は、学校の図書室。故に今日の僕らは、夏休みだというのに制服である。今年こそ七月中に宿題を全て終わらせるために、まずは夏休みの友という難敵を下すべく、僕らは図書室へと進軍中だ。

「本当に暑いなー。お茶もってくればよかった」

「図書室は飲食禁止。いつも通ってる道なんだからがまんしなよ」

 そう言いながら、僕はこっそり道の真ん中側に移動する。この直射日光は確かに予想外の強さだった。建物の影を歩けば、暑さは少しでもましになるだろう。サナギさんの小柄な体躯を見ながら、そう思う。

 それと気づかれぬように建物の近くを歩かせるため、僕は少しづつサナギさんとの距離をつめていく。歩くのが窮屈になった彼女は、自然と道の端の方に寄っていく――はずだったのだが、予想外に接近を許されて僕は焦った。ほとんど肩が触れる距離なのに、彼女は気にも留めず歩き続けている。いまさら離れるのも不自然だし、ほかにどうしようもなく僕もそのまま歩き続けた。玉のような汗の滲むうなじとか、わずかに透ける薄手の夏服とかに目が行ってしまいそうになり、あわてて目を逸らす。

「でもこんなに暑いと、いつも通りの距離に感じないよ。なんか、砂漠をさ迷ってるみたいな気分になってきた……」

「砂漠か……こら、女の子がそういうことするな」

 歩きながらスカートをはたはたひらめかせるのをやめて、サナギさんは思いついたように言った。

「そういえば授業であったよね、砂漠の話。シルクロードだっけ」

「ああ、帰り路がわかるように絹糸を伸ばしながら歩いたという話だな」

「それはヘンゼルとグレーテルだよ!」

 惜しい。正解はアリアドネの糸。

「本当はたしか、絹糸の交易に使った道筋だっけ。砂漠の中に道があるわけじゃないんだよね」

「習うまでは僕もそう思ってたけど。シルクみたいに見える白い砂の道があるのかと」

「白い砂の道かあ……ロマンチックだなあ」

 遠くを見るような目でサナギさんはそうつぶやくと、道脇の用水路の上に飛び乗った。コンクリート製の白いフタが、砂漠を渡る白い道に見えたのだろうか。

 なんにしろ彼女が距離を離してくれたおかげで(しかも当初の狙い通りに、彼女がいるのは建物の影になる側だ)、僕はようやく息をつくことができた。しかし密接過ぎて息がつまるようだったあの距離も、離されてしまうといささか残念な気持ちになる。もうちょっとあのままでよかったのに、なんて。

 シルクロードを歩く彼女との会話は続き、西遊記の話から、沙悟浄が砂漠を横断できた神秘についての話になり、ウォーターハットは実現可能か否かという議論が展開された。

「それでね、頭の上半分をこう、水の中に入れるの。きっと涼しいよー」

 想像の中でその帽子をかぶっているのか、サナギさんはほややんと幸せそうな顔になる。どう頑張ってかぶっても水が漏れるだろとか脱ぐときはどうするんだとかツッコミ所は色々あったが、実際にかぶっているつもりの彼女の気持ちを考えて、僕はとりあえずこう言った。

「今日みたいに日差しが強いと、ゆで卵とか作れそうだね」

「あ、熱いっ!?」

 あわてて見えない何かを脱ぐジェスチャー。その動きに合わせて、ざばー、と効果音をつけてやると、そこでようやく彼女はウォーターハットの構造的欠陥に気づいたらしい。実際に水浸しになったかのように呆然と棒立ちになった彼女は、次の瞬間にけらけらと笑いだした。

「あはは、あー、そっか、水だってぬるくなっちゃうよね。ウォーターハットは無理かー」

「アイデアは悪くないと思うけどね、凍らせておけばある程度もつだろうし。ただ頭を入れるのは無理」

「あははは」

 ひとしきり笑った後で、彼女はふと立ち止まる。彼女の視線の先に目をやると、最近できたばかりのコンビニがそこにあった。

「オアシス発見!」

 びっと指をさして彼女が言う。まだ道の半分だというのに、もうへばったのだろうかとやや呆れるが、そんな気分は振り向いた彼女の笑顔の前に消し飛んだ。屈託のない弾けるようなその表情のまぶしさに、目まいを覚える。

「……少し休憩しようか」

「うん!」

 根負けした僕の一言に、彼女は心底うれしそうにうなずいた。

 

 オアシスを十分に堪能した後、僕らは棒アイスをそれぞれの手に持って店を出る。温度差によってより一層厳しく感じられる暑さを、棒アイスで冷却してなんとかしのいでいると、サナギさんがとたとたと横に回りこんできた。意味がわからずきょとんとする僕に向かって、彼女は一言、

「半分まで来たから、交代ね」

 とだけ言って微笑む。

 ……見抜かれてましたか。

 とういうわけで、それから学校につくまでの間。僕はサナギさんといつも通りに、色々なことを話したのだった。

シルクロードを、歩きながら。

 

 図書室はいつもと同じように静かで、人影もまばらだった。もっとも夏休みの始めという今の時期をかんがみれば、この客入りは盛況と言えるかもしれない。

「涼しいね」

「うん」

 図書館の大きな机に二人並んで腰掛けて、目の前の机にはノートと宿題が広がっている。僕の夏休みの友は三ページほど、サナギさんは二ページ半ほど進んだところで止まっていた。夏休みの友は友と言うだけあって、難易度はそれほど高くない。だから、できるなら今日一日で終わらせるくらいのつもりだったのだけど、やっぱりまとめてやるとさすがにバテる。ついさっきまでは勉強中だったが、今は二人ただ座ってクーラーの恩恵に与っているだけである。

「あ」

 机から視線を外して図書室を見回していたサナギさんが、何かを見つけたような声を上げる。視線を追うと、本棚の前に見慣れた姿があった。

 ひょい、と身軽に立ち上がって、サナギさんは走り出す――図書室にいることを思い出したのか、すぐに早歩きになった。僕はついて行こうとはせずに、座ったまま彼女の後姿を見送る。

「マナミさーん」

 彼女に声をかけられて、見慣れた姿の人物――マナミさんがひらひらと手をふった。

「マナミさん、また何か読んでるの?」

 マナミさんはそれには答えず、もっていた本の背表紙を見せたようだ。ちょうどサナギさんの背に隠れていて、こちらからは見えない。サナギさんの「おおー」という、いかにも興味をひかれた感じの声だけが聞こえてきた。

 ……僕も行こうっと。

「ニチリンヒトデは長辺1メートル、触手の数は24本にも及ぶ太平洋最大のヒトデね。棘皮動物界にあってはマッハに匹敵する毎分3メートルという超スピードで、自在に動く触手とビロードのような柔軟な表皮でどんな障害物をも通り抜けて移動し、進路上にいるヒトデ、ナマコ、貝、ウニなどの小さき者たちをことごとく喰い尽くしていくね」

「ヒ、ヒトデ食べるの!? ヒトデなのに!?」

「まさにヒトデナシね」

 小声でなにやら話している二人に近付いて、本を覗き込む。開かれたページの左には図鑑によくある点描風のタッチで、怪獣映画に出てきそうなヒトデの絵が載っていた。

「なにより、このニチリンヒトデがすてきなのは――」

 ぐっと拳を握りしめ、マナミさんが高らかに言う。

「管“足”が1万5千本もあるというコトね!!」

 ………。

「管足って何?」

「ヒトデについてる足のことね。つまりニチリンヒトデには、1万5千本もの足があるのね! それだけの足があれば、いっぺんにいろんなものを踏むことが可能ね!」

「どっちかというと、踏まれやすそうな姿してるけど……」

 平べったいヒトデの絵を見ながらの僕のつぶやきに、マナミさんは同意をしめすように大きくうなずく。

「そう、何もかも踏みつけにできる沢山の足を持ちながら、その姿はまるで踏みつけるためにあるかのよう。まさに理想的ね!」

「なんの理想?」

「ペットね。お風呂で飼うね」

 想像してみた。湯船の底に沈み、うぞうぞと蠢く巨大なヒトデ。……どう考えても、B級ホラーのワンシーンだ。

「あるいは通学に使うね。上に乗ってヒトデに移動させるね。足もとのヒトデに気がつかなければ、ゆっくりとホバリング移動してるみたいね」

「そ、その光景は怖いけど、ちょっと面白い……!」

 サナギさんが複雑な表情で言う。確かに、巨大な棘皮動物の上に女子中学生が乗ってゆっくり移動している、という光景は、恐ろしいのか神々しいのか間抜けなのか判断に苦しむ。

 

 マナミさんはよほどそのニチリンヒトデが気に入ったのか、かなり興奮した様子で図書室を去っていった。近所のペットショップと魚屋に行ってみると言っていたが、ペットショップはともかく魚屋にはいないと思う。軒先ででっかいヒトデを売ってる魚屋とか嫌だ。

「商品じゃなくて店員かも。きっと二本足で立ってエプロンしてるんだよ。『へいらっしゃい!』」

「『いやー助かったよ、ヒトデが足りなくてさー』」

「『困った時はお互い様っすよ! それにしても、連休はヒトデが多いから大変っすねー!』」

「……やめよう」

「やめよう」

 机に戻ってきた僕らの目の前には、マナミさんが読んでいた本が置かれている。熱心に読んでいたくせに、「かさばるから」というわりとドライな理由で彼女が置いて帰ったのだ。

 初めは学術図鑑かと思ったのだが、どうやら違うらしい。変わった生き物の生態ばかりが載っている変な本だ。変なものが大好きなサナギさんにはうってつけの本と言える。人のこと言えないけど。

「本当に変な生き物ばっかりだね」

「うん。こんなのがいっぱいいるんだから、自然ってすごいよね。……あはは、見てみて、このカニ面白いー」

 サナギさんの開くページには、甲羅にまるでスマイルマークのような模様のあるカニが載っていた。隣に座っているのだから十分見えるのだが、サナギさんはわざわざイスをずらして、ページの半分が僕の目の前に来るようにした。ちなみに、ページのもう片方はサナギさんの目の前にある。

 あいかわらずクーラーの効いた室内で、僕の体温だけがわずかに上がった。

「へー………わー……」

 僕の変化に気づいた様子もなく、サナギさんは本に夢中だ。うーむ、助かったけどなんかちょっと悔しいな。

 その仕返しも兼ねて、ちょっと意地悪な質問をしてみた。

「もし自分がこの本の中のどれかになってしまうとしたら、サナギさんは何がいい?」

「こ、この中で!? ……え、えーと……」

 一転、真剣な顔でうなりだすサナギさん。変な生き物というくらいだから、奇怪な姿の生物がほとんどだ。たまに可愛らしい哺乳類も載ってはいるものの、横のテキストを読むとすぐに考え直さざるを得なくなる。なにしろそこに載っているのは、その生態だけで奇想天外な昆虫や海洋生物たちとためを張れる哺乳類なのだから。

「うーん、うーん、うーん……あ、えっと、じゃあ、これ」

 ややもして、ページをめくっていたサナギさんの手が止まる。そこに記されていたのは、

「『テッポウエビとハゼ』?」

「うん!」

 テッポウエビは強力な攻撃能力を持ったエビだが、反面、視力がほとんどない。その弱点をカバーするため、テッポウエビはハゼと協定を結んでいるのだという。エビが移動する際はハゼが付き添い、リードする。敵が近付くとハゼは尾を振ってエビに警戒を促し、共に巣穴に避難する。その代わりに、エビはハゼを巣穴に下宿させてやるのだ。

「共生って不思議でしょ? 言葉も通じないのに、お互いに助け合えるなんてすごいよね。このハゼになってエビと暮らしてみたいなー、って思って」

「へ、へえ〜……」

「フユくんは?」

「え!?」

 ぼ、僕!?

「うん、今度はフユくんの番。マフユくんは、この中の生き物になれるとしたら何がいいの?」

 困った。いや、質問をした以上おなじことを問い返されるのは想定の内だけど、今のサナギさんの答えを聞いて用意していたはずの切り返しがどこかに飛んでった! かわりに頭の中には一つの答えが浮かんでいるけど、これは流石にちょっと言えない! 言うわけにはいかないけど、でも他の答えが浮かばない……!

 さんざん悩んで、サナギさんの倍以上の時間をかけて悩んで――結局、僕は他の答えを見つけられなかった。きょとんとしてこちらを見ているサナギさんをなるべく意識しないようにしながら、僕は覚悟を決めて、そのページを開く。

「……て、『テッポウエビ』……」

「………………」

「いやあの、テッポウエビのはさみって、片方だけが大きくなっててさ、そのはさみを鳴らして攻撃に利用するんだって。一種の音波兵器で、エビなのにこういう技をもっているのがカッコいいな、とか……思って………………」

 あからさまな言い訳は、図書室の沈黙に吸い込まれていった。クーラーは相変わらず効いているのに、サナギさんの顔が真っ赤に染まっていく……。艦長、敵艦へのダメージは甚大! しかしその反動で、自艦も同じだけのダメージを受けています! ああ、本当に沈みそうだ……恥ずかしさで目まいがする。やっぱり言うんじゃなかった……。

 机につっぷして身悶える僕の二の腕に、何かが当たる感触。おそるおそる腕の間から顔を上げると、まだ赤い顔をしたサナギさんが、人差し指でつん、と僕の腕をつついていた。

 指の感触を感じながら、僕は思い出す。エビの触覚は常にハゼに触れていて、触覚から伝わる振動でエビはハゼの動きを察知するのだそうだ。……じゃあエビのやることじゃないか、それ。

 別に、いいけど。僕がハゼでも。二人ともエビでも。大事なのはそこじゃない。

 僕は照れくささを誤魔化すため大仰な動きで左手を上げ、中指と親指ではさみをつくった。普通は人差し指と中指だけど、はさみに見えればどうでもいい。どの指かなんて、さして重要なことじゃない。

 大事なのは、二つ、そこにあるということなのだから。

 協定成立。僕は、即席のはさみをパチンと鳴らして――

 

その音で、目を覚ました。

 

 

「あ、フユちゃん、おはよー。今日も暑いねー。……わ! ど、どうしたの? 顔が赤いよ?」

「……何でもない」

「でも、本当に真っ赤だよ? ひょっとして日射病じゃ……」

「大丈夫。ごめん、後で……図書室についたら、話す。本当に、たいしたことじゃないから」

「本当に? うん、わかった……あ、じゃあ、あのコンビニに寄ってすこし涼んでいこう。確か今、アイスの安売りやってたよ。フユちゃんは何がいい?」

「あ、僕はあずきがいいかな……」

「ぼ、僕っ!? フユちゃん、ほ、ホントーに大丈夫!?」

「ごめん、忘れて……今朝見た夢が、まだ頭の中に残ってるみたい……」

「夢? あ、ひょっとして顔が赤いのもその夢のせい?」

「うん……詳しくは図書室についてから話すけど。涼しい場所で話した方がいいと思うし」

「そ、そう?」

「あ、そうだ。一つ聞いていい? サナギさん」

「? うん」

「もし、私が――」

 夏の朝日が、さんさんと降り注いでいる。

 目を覚ますと私になっていた私は、昨日見た奇妙な夢のことを、友達と話した。

 

 

 

(おわり)